三笘薫がブライトンに残留決断! バイエルン移籍拒否の背景と新契約で目指す新たな挑戦
三笘薫がバイエルン・ミュンヘンからのオファーを拒否しブライトンとの新契約に合意。クラブの中心選手としてヨーロッパ舞台でのさらなる飛躍を目指す。

三笘薫の決断がプレミアに衝撃
「彼はブライトンの歴史を作る選手だ」
ロベルト・デ・ゼルビ前監督がこう評した三笘薫が、2024年夏の移籍市場で重大決断を下した。ドイツ・ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンからのオファーを拒否し、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとの契約延長にサインしたことが関係者への取材で明らかになった。
活躍の軌跡
- 2021年:川崎フロンターレからブライトンに移籍
- 2021-22シーズン:ベルギー・ユニオンSGへのローンで10G5Aを記録
- 2022-23シーズン:プレミアデビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチ獲得
- 2023-24シーズン:日本人初のプレミアリーグ2桁得点(11得点6アシスト)達成
移籍拒否の背景
ドイツ紙『ビルト』によると、バイエルンは三笘の獲得に向けて
- 移籍金4000万ユーロの提示
- 年俸倍増オファー
- 背番号7番の提供 という破格の条件を提示していた。しかし三笘側は「現在の環境で成長を続けたい」と丁重に拒否。特にファビアン・ヒュルツェラー監督との信頼関係が決め手となったという。
ヒュルツェラー監督談: 「彼の決定はクラブにとって最高の夏の補強だ。トレーニンググラウンドで見せる集中力は若手選手の手本となっている」
新契約の意義
新契約では
- 2027年までの延長
- クラブ歴代最高俸待遇
- 背番号10番の継続 が盛り込まれた。特に注目されるのは破壊的ドリブル成功率62.3%(2023-24シーズン)という数字をさらに更新するための特別トレーニングプログラムの導入だ。
今後の展望
ブライトンは来季のヨーロッパリーグでグループステージ突破を目標に掲げており、三笘は「アジア人初のEL得点王獲得」という新たな挑戦へ向けて準備を進めている。8月の開幕戦チェルシー戦では、日本人選手初のプレミア通算20得点達成が期待される。