ハリバートンのトラッシュトークにNBAレジェンドが苦言「勝っている時だけ挑発するな」
NBAファイナル第5戦を終え、サンダーが優勝に王手。ペイサーズのハリバートンのトラッシュトークにレジェンドのハーダウェイが苦言を呈した。

NBAファイナル第5戦の結果
インディアナ・ペイサーズとオクラホマシティ・サンダーによる今年のNBAファイナルは、第5戦を終えてサンダーが3勝2敗で優勝に王手をかけました。運命の第6戦は現地時間6月19日(日本時間20日)に行われます。
ハリバートンのトラッシュトーク問題
ペイサーズの主軸タイリース・ハリバートンのトラッシュトークを巡り、議論が巻き起こっています。元NBA選手でキャリア最終年にペイサーズでプレーしたこともあるティム・ハーダウェイは、『Bleav Network』に出演した際、ハリバートンが都合の良い時だけトラッシュトークを仕掛けることに苦言を呈しました。
ハーダウェイの見解
「ハリバートンに関して好きではない部分がある。私はコート上ではよく喋る男だった。負けていても、勝っていてもね。でも、勝っている時だけ相手を挑発したり、侮辱することはできない。そういうヤツは嫌われるんだ。(トラッシュトークは)負けた時にもするからこそ意味があるのさ。チャック・パーソン(元ペイサーズほか)やレジー・ミラー(元ペイサーズ)は生粋のトラッシュトーカーだった。コーチとしてのラリー・バード(元ボストン・セルティックス)も凄かった」
ハリバートンの成績
ハリバートンはファイナル5試合で平均15.0点、6.2リバウンド、7.2アシスト、フィールドゴール成功率45.3%、ターンオーバー4.0本。これまでのシリーズと比較すると、多くの部門で数字を落としています。
他の選手の意見
元NBA選手のケニョン・マーティンは、ハリバートンの一連のやりとりについて「今の世代は昔に比べてよりセンシティブなんだ。スキルもあるし、才能もある。それは間違いない。でも、パーソナルな部分が問題になる」と述べました。
ハリバートンの今後
今年4月、米スポーツ専門メディア『The Athletic』で公開された今季のNBAに関する選手投票において、“最も過大評価されている選手”でトップの得票率(14.4%)となり、大きな反響を呼んだハリバートン。ネガティブな目を跳ねのけるためには、まずはファイナルを制してリーグタイトルを手にしたいところです。