慶大の4連覇達成

2025年6月18日、東京六大学野球春季フレッシュトーナメントの決勝戦で、慶大は明大を1-0で下し、4連覇を達成しました。この勝利は、17度目の優勝という歴史的な瞬間となりました。

3投手の継投で勝利

慶大は、先発の鷲見旺宥（2年＝岐阜）が5回を零封し、その後松井喜一（同＝慶応）と水野敬太（同＝札幌南）がリリーフとしてホームを死守しました。明大打線を5安打に抑え、暴投による1点を守り切りました。

大村昊澄のリーダーシップ

高校時代からフレッシュチームの主将を務める大村昊澄（同＝慶応）は、「連覇のプレッシャーはあったけど全員で勝てた」とチームの結束力を強調しました。大村は、将来について「4年時に主将をやりたいし、いずれは塾高（慶応）の監督もやってみたい」と意欲を見せました。

清原勝児の決意

途中出場の清原勝児（1年＝同）は、「誰が欠けても優勝はできなかった。この勝利をつなげて秋に頑張りたい」とベンチ入りを目指す意気込みを語りました。清原は、大村のリーダーシップについて「これほどのリーダーシップを持った選手はいない」と称賛しました。

今後の展望

慶大は、この勝利を糧に秋のシーズンに向けてさらに力を蓄えることを目指しています。チームの結束力とリーダーシップが、今後の活躍を約束する鍵となるでしょう。