【大学野球】立命大バッテリーの夢と挑戦:有馬伽久&西野啓也が語る日米大学野球選手権への意気込み
立命大の有馬伽久投手と西野啓也捕手が、日米大学野球選手権に向けた意気込みと目標を語る。

大学日本代表候補に選ばれた立命大のバッテリー
立命館大学の有馬伽久投手と西野啓也捕手が、第45回日米大学野球選手権(7月8~13日・エスコン、新潟、神宮で計5試合)に向けた大学日本代表候補に選出されました。今春のリーグ戦では2位に躍進し、昨春の10戦全敗の最下位から大きく成長を遂げた2人は、最優秀投手とベストナイン捕手に輝きました。
代表合宿への意気込み
有馬投手は「候補で満足せず、絶対に選ばれたいという気持ちで準備して合宿に入りたい」と語り、西野捕手も「ベストを尽くして、レギュラーを勝ち取りたい」と意気込みを語りました。
バッテリーとしての強み
有馬投手は「一番、自分を知ってくれている。どれだけ2人で通用するか。一緒に海外の強打者と対戦できるのが楽しみ」と、西野捕手も「練習では1年から球を受けている。バッテリーで目立ちたい」と、バッテリーとしての強みを強調しました。
合宿で見せたい強み
有馬投手は「真っすぐをしっかり投げて、持ち味である変化球で三振を取りたい」と、西野捕手は「一番はスローイング」と、それぞれの強みを語りました。
対戦したい選手
有馬投手は「創価大の立石正広さんと同学年で青山学院の渡部海」、西野捕手は「早稲田の伊藤樹さん。バッテリーも組んでみたい」と、対戦したい選手を挙げました。
関西学生の意気込み
関西学生からは5人が選ばれ、有馬投手は「関東の選手に『関西にもこんなやついるんやぞ』と」、西野捕手も「関東になめられないように、実力見せつけたい」と、関西学生の意気込みを語りました。
今春のリーグ戦を振り返って
有馬投手は「個人として4勝(2敗)。球速、制球、変化球の精度が総合的に去年よりも良くなった」と、西野捕手も「去年より相手チームの分析を細かくできた。シーズンを通して出るのが初めてだったので、終盤の方が落ち着いてプレーできた」と、今春のリーグ戦を振り返りました。
互いの印象
有馬投手は「マイペースすぎて心配。『一緒に何時に行こうと』と言ったら、10分は遅れる(笑)」と、西野捕手も「時間に合わせて準備していたら、時間が過ぎている。(有馬は)人が読めない。ふざけてるのも本性っぽくなくて」と、互いの印象を語りました。
来秋のドラフトに向けて
有馬投手は「大学1年からドラフト1位でプロ入りを目標にしてきた。チャンスをつかみにいきたい」と、西野捕手も「今後次第。段階を踏んで。まずは社会人野球のスカウトに目をつけてもらいたい」と、来秋のドラフトに向けた意気込みを語りました。
今後の目標
有馬投手は「野球はバッテリーが勝敗の8割(を占める)。来年もバッテリーを組めるのは大きい。2人でチームを勝たせられる存在になりたい。全国には絶対に行きたいし、そこで勝ちたい」と、西野捕手も「首位打者を取りたい。(新リーグの)シーズン記録(25年春、関学大・中川将心の5割2分3厘)を塗り替えたい。重圧に打ち勝って、全国に出て(バッテリーの)力を証明したい」と、今後の目標を語りました。