バイエルンMFキミッヒが語る、攻撃陣の補強とクラブの未来
バイエルン・ミュンヘンのMFヨズア・キミッヒが、攻撃陣の補強の必要性を訴え、クラブの未来について語りました。

バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFヨズア・キミッヒが、攻撃陣の補強を望んでいることが明らかになりました。2025年6月15日に行われたFIFAクラブワールドカップ2025グループC第1節で、ニュージーランドのオークランド・シティを10-0と粉砕し、歴史的な大勝を収めたバイエルン。この試合の前、キミッヒは『スカイ』など複数のドイツメディアの取材に応じ、リロイ・サネのガラタサライ移籍に触れながら、クラブの補強方針に対する自身の考えを語りました。
キミッヒはサネの退団について「ここ数週間の流れから、ある程度は予想していた」としながらも、「正直、トルコに行くとは思わなかった」と率直な驚きを口にしました。また、「もちろん、フロー(フロリアン・ヴィルツ)が来ず、リロイやトーマス(ミュラー)もいなくなるとなれば、何か手を打つべきじゃないかという気持ちはある」と、攻撃陣の補強の必要性を訴えました。
一方、オークランド戦後にはクラブの補強責任者であるマックス・エーバル取締役がこの発言に反応。「ヨー(キミッヒ)はピッチの上、私はピッチの外で仕事をしている」と述べたうえで、「そもそもクラブW杯に向けた補強はすでに不可能。移籍市場は9月1日まで開いている。それまでにイザール川にはまだたくさんの水が流れるさ」と、今後の動きに含みを持たせました。
バイエルン・ミュンヘンは、キミッヒの言葉を真摯に受け止め、今後の補強策を検討していくことでしょう。クラブの未来に向けて、どのような戦略が展開されるのか、ファンたちの注目が集まっています。