16歳のバスケ新星、白谷柱誠が日本代表候補合宿でNBAへの夢を語る
16歳の白谷柱誠が日本代表候補合宿に初招集され、NBAを目指す意欲を語りました。

2025年6月15日、東京都内で行われたバスケットボール男子日本代表候補合宿に、16歳の白谷柱誠ジャックが初招集されました。白谷は三重県出身で、福岡大大濠高校の1年生です。彼は初めての代表候補合宿について、「正直ビックリしているのが率直な感想」と笑顔で語りました。
白谷は中央アフリカ出身の父と日本人の母を持ち、身長194センチと恵まれた体格を誇ります。合宿の2日間の練習を終えて、「フィジカル面では負けていると思っていない。イーブンな状態かなと思う。その分クイックネスやシュート力は負けているので、そこをどんどん成長させたい」と手応えと収穫を得ました。
トム・ホーバス監督も「体は本当に強い。16歳なので技術はまだこれからうまくなっていく」と期待を寄せています。白谷は「止まりかけている」という身長の伸びに触れながら、「もし身長が伸びなければ、2番(シューティングガード)だと思う。NBAに行きたいなら、次のステップとして40%以上のスリーポイントシュートとか、ペイントアタックできる選手とか、2番、3番(スモールフォワード)に必要な基礎が大事になる」とダイヤの原石の将来を見据えました。
ホーバス監督の助言も受けながら、白谷は目標とする選手像として「代表選手で言えば、八村塁選手や渡辺雄太選手のようにサイズもあって、外も打てる選手を目指している」と思い描いています。三重・四日市メリノール学院中3年時のジュニアウインターカップでは、大会1試合最多の54得点をマークして脚光を浴びました。将来の米NBA入りを目指して、まずは合宿でスキルを磨くことを誓っています。