ジャンタルマンタルの未来展望:天皇賞秋、ダート路線、海外遠征の可能性
ジャンタルマンタルの今後のレース選択肢について、高野調教師が天皇賞秋、ダート路線、海外遠征の可能性を語る。

ジャンタルマンタル(牡4・高野)は、安田記念を制して3年連続、三度目のGⅠ制覇を果たした。高野調教師は「ペースはともかく、外から馬が来たときの対応とか、かなり厳しい競馬をしたなかでの勝利。可能性が広がったと思います」とレースを振り返る。
古馬マイル界の頂点に君臨するジャンタルマンタルは、今後の選択肢が注目されている。高野調教師は「まずは距離。天皇賞(秋)の2000メートルなら…とも思いますし、血統を見ればダートなので、そちらの可能性もある。海外遠征も視野に入れていいでしょうし、さまざまなことを協議しながら、今後を決めることになると思います」と見通しを語る。
今週中に放牧される予定のジャンタルマンタルについて、高野調教師は「こちらとしては、どのような路線になっても大丈夫なように準備をする形ですね。引退後は種牡馬になる馬ですから、その時のことも考えて決めることになるでしょう」と結んだ。
ジャンタルマンタルの今後の活躍に期待が寄せられている。