大谷翔平の珍しい打席「139.9キロ」の一打でLA実況席も驚き
大谷翔平がメッツ戦で珍しい139.9キロの一打を放ち、LA実況席も驚きの反応。ドジャースの勝利に貢献した。

2025年6月5日(日本時間6日)、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場しました。3回の第2打席で中前打を放ったが、大谷らしからぬ珍しい当たりに実況席も「全くもって強打ではなかったですが…」と反応しています。
珍しい一打
4点を追いかける3回1死一塁で打席を迎えた大谷。2球目のシンカーに詰まらされるも、一塁側に寄っていたシフトの間を突くような形でセンター前へ抜けました。今季4打数無安打4三振と苦戦していたメッツ左腕ピーターソンから本日初ヒットとなりました。
実況席の反応
完全に打たされながらも抜けたラッキーな一打。速い打球速度で知られる大谷にしては珍しく86.9マイル(約139.9キロ)でした。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏が「全くもって強打ではなかったですが、守備の穴を突きました」と紹介。「この打球は、(二塁手が)わずかに届かないギリギリのラインでしたが、それで十分です」とチャンスを広げる一打に納得の様子でした。
チームの勝利
チームは大谷の安打でチャンスを広げると、ベッツ、スミスの適時打などで3点を返し、勝利を収めました。
この試合は、大谷翔平の珍しい打席とその結果が注目を集め、MLBファンにとって忘れられない一戦となりました。