大の里、稽古再開!名古屋場所へ向けた決意と長嶋茂雄氏への追悼
新横綱・大の里が名古屋場所に向けて稽古を再開。長嶋茂雄氏への追悼と八角理事長の思い出を語る。

稽古再開で汗を流す大の里
2025年6月3日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で、新横綱・大の里(24)が名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)に向けて稽古を再開しました。四股や腰割り、すり足などの基礎運動に励み、汗を流す姿が見られました。
宮城野親方の退職と白鵬杯の思い出
前日2日には、宮城野親方(元横綱・白鵬)が日本相撲協会を退職することが決定。大の里は中学3年時に宮城野親方が創設した少年相撲大会「白鵬杯」で優勝した思い出があり、「あの大会が大きな分岐点になった」と感謝の言葉を述べました。
長嶋茂雄氏への追悼
大の里は大の野球ファンとしても知られ、長嶋茂雄氏の訃報に「伝説的な歴史的な、凄い記録を持っている方。悲しいです」と追悼の意を表しました。
八角理事長の思い出
日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)も長嶋茂雄氏について語りました。「心の灯が一つ消えた思い。長嶋さんは大相撲も大好きで何度も国技館にお越しいただきました。花道で一緒に土俵を見守ったことを、今でも鮮明に覚えています。この思い出は、私の宝物となっています。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と述べ、深い哀悼の意を示しました。