日本ハム・山県秀、プロ初本塁打で勝利を呼ぶ!小6以来のびっくり弾に自身も驚き
日本ハムの山県秀がプロ初本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。小6以来の本塁打に自身も驚きの表情を見せた。

山県秀のプロ初本塁打
2025年6月4日、日本ハム対阪神戦で、日本ハムのドラフト5位・山県秀内野手(23)がプロ初本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました。4回に左翼越えの決勝2ランを打ち、小6以来の本塁打に自身も驚きの表情を見せました。
早大時代の活躍
山県は早稲田大学時代、通算62試合に出場し244打席に立ちましたが、本塁打は0本でした。しかし、守備面での活躍が評価され、大学日本代表にも選出されています。早大では春季リーグ戦で3季連続優勝を飾り、その経験がプロでの活躍に繋がっています。
記念の一打
2―2の4回2死一塁で初球を捉え、左翼ブルペンへ決勝2ランを放った山県は、「まさか、入るかと思わず笑顔になって幸せをかみ締めた」と語りました。この一打は、今までの野球人生で一番感触のいい当たりだったと振り返っています。
守備の男
山県は小学校6年間で習った器械体操の経験を生かしたアクロバティックな守備が一級品で、早大・小宮山悟監督から「守備で飯が食える」と評価されていました。また、小2から始めたピアノも特技で、ショパンの「幻想即興曲」を演奏できることから「リアル殿馬」とも称されています。
チームの勝利
この勝利により、日本ハムはパ・リーグ最速の30勝を達成。チームのリーグ30勝一番乗りは、73~82年の前後期制時を除くと、18年以来7年ぶり10度目となります。過去9度の最終順位を見ると全て3位以上のAクラスで、62年(当時東映)、09、12年は優勝しており、V確率は33%になります。
今後の期待
山県の活躍はまだ始まったばかり。今後の試合でも、彼の守備と打撃に期待が寄せられています。特に、彼のピアノの特技が野球にどのように活かされるか、ファンも注目しています。