西武・山田陽翔の防御率0.53の大躍進と交流戦での再会に注目
西武ライオンズの山田陽翔が防御率0.53で大躍進。交流戦での旧友との再会に期待が高まる。

西武ライオンズの21歳右腕、山田陽翔が今シーズン、防御率0.53という驚異的な成績で大躍進を遂げています。滋賀・近江高出身の山田は、4月3日に1軍デビューを飾って以来、破竹の勢いで活躍を続けています。特に、5月17日にプロ初勝利を挙げ、17試合でわずか1失点という安定感を見せています。
山田の投球術は、遊び感覚で身につけたシュートを武器に、ストレート、ツーシーム、カットボールとの組み合わせでバットの芯を外すというものです。この投球術に対して、西口文也監督も「ベンチで横から見ていても、どの変化球を投げているか分からない」と脱帽するほどです。
また、交流戦では、山田が春季キャンプの時から楽しみにしてきたマッチアップが実現しそうです。自身が主将を務めた3年前の高校日本代表でチームメートだった浅野翔吾(高松商―巨人)、松尾汐恩(大阪桐蔭―DeNA)との対決が待っています。
山田は「やっとですね。お互いに良い状態で対戦できたら。2人ともいい選手なので、負けないように頑張ります」と意気込んでいます。今後の活躍に期待が高まります。