早明戦優勝決定戦:明大・木本圭一主将の『打倒早稲田』への決意
明大野球部の木本圭一主将が、早稲田大学との優勝決定戦に向けて『打倒早稲田』を掲げ、チームを鼓舞する姿を紹介。

早明戦優勝決定戦前日練習
東京六大学野球春季リーグの優勝決定戦を翌日に控えた2日、明大と早大はそれぞれ前日練習を行いました。明大は東京都府中市の内海・島岡ボールパークで最終調整に臨みました。六大学史上14度目、2季連続では1939年以来2度目となる優勝決定戦に向けて、木本圭一主将(4年、桐蔭学園)は、「早稲田に勝って胴上げしよう」とチームを鼓舞しました。
昨秋の悔しさを力に
明大にとって今回の優勝決定戦は並々ならぬ思いがあります。昨秋も早大-明大の優勝決定戦に挑みましたが、当時3年生ながら早大のエースとして力投した伊藤樹投手(4年、仙台育英)を前に手が出ず、0-4の完封負けを喫しました。木本主将は「秋が終わった瞬間から、『打倒早稲田』というテーマを掲げて全員で戦ってきた」と悔しさを力に変えていました。
先輩の背中を見て
先輩の大きな背中を間近で見てきた木本主将。昨年度の主将、楽天D1位・宗山塁(22)は大学時代、積極的な声出しでチームを牽引しました。その姿を見た背番号10は「元々声を出して引っ張るタイプではなかったけれど、練習から声を出すようになった」と歴史あるチームの主将としての自覚を持ちました。
リベンジへの決意
「春のリーグ戦で勝ち点を落とした相手との優勝決定戦。またチャンスをもらえたので絶対に勝つ」。4季ぶりの優勝へ。名門のリベンジマッチが始まります。