ポステコグルー監督のトッテナム未来、EL優勝も不安定な立場…来週決断か
トッテナムのポステコグルー監督の未来が来週決断される見通し。EL優勝もリーグ戦不振で立場は危険。

2023年夏にトッテナムの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー監督の将来が、来週にも決断される見通しです。5月31日、イギリス『テレグラフ』が報じています。
ポステコグルー監督は、就任1年目の2023-24シーズンに攻撃的なスタイルでチームをけん引し、序盤戦ではプレミアリーグ首位に立つなど注目を集めました。しかし、中盤戦から終盤戦にかけて失速し、最終的に5位でシーズンを終えました。
今シーズンは、不安定なパフォーマンスが続き、プレミアリーグでは22敗を喫して17位に低迷しました。しかし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では優勝に輝き、クラブに17年振りのタイトルをもたらしました。
このEL制覇によって、トッテナムは来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しました。しかし、リーグ戦での不振が響き、ポステコグルー監督の将来については依然として不透明な状況が続いています。
『テレグラフ』は、「ポステコグルー監督の将来は来週決定される予定だ。ELで優勝したにもかかわらず、指揮官の立場は極めて危険にさらされている」と報道しています。現在は退任の公算が高まっているようです。
ポステコグルー監督は、EL優勝のパレードの際に、「最高のテレビ番組は、シーズン3がシーズン2よりも優れている」と語り、来シーズンで3年目となるトッテナムでの指揮を希望する発言を残しています。
また、同メディアは、ポステコグルー監督が退任となった場合、後任候補としてブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督の名前を挙げており、ほかにもフルアムのマルコ・シウバ監督、ボーンマスのアンドニ・イラオラ監督らがリストアップされていると報じています。