2025年5月31日、ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが本拠地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦に9番・遊撃で先発出場しました。今シーズン第2号となる2ランを含む4安打2打点の大爆発で、18-2の大勝に大きく貢献しました。

キム・ヘソンの大活躍

4試合ぶりにスタメンに名を連ねた「韓国の至宝」キム・ヘソンは、2回に第2号ホームランを放つなど、攻守にわたって大活躍を見せました。2回の第2打席では、相手2番手ブレント・ヘッドリックの直球を鋭く振り抜き、速度102.8マイル（約165.4キロ）を計測した打球は右翼スタンド中段に着弾。左腕から豪快な特大ホームランを放ちました。

守備での活躍

守備でもキムは3回無死一、二塁の場面で二塁ベース付近へのライナーを好捕。そのままベースに飛び込んでタッチし、併殺を完結させました。さらに、試合途中からは中堅も守り、ここでも補殺を披露。チームを助けました。

近代野球唯一の珍記録

メジャーのあらゆる数字を幅広く取り扱うデータ分析会社『OptaSTATS』は、キム・ヘソンが近代野球で史上初のレア記録を達成したことを報告しました。同メディアは公式Xで「ドジャースのキム・ヘソンは土曜日の試合で4安打以上、1本塁打、単独でのダブルプレー、外野からの補殺すべてを1試合で達成した。これは近代野球で唯一のMLB選手となった」と投稿しました。

今後の期待

巡ってきた数少ないチャンスを確実にモノにしたキム。持ち味の守備力と、パンチ力ある打撃は首脳陣に大きなアピールとなりました。今後の活躍がますます期待されます。