クルセイダーズが首位奪取

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第9節は4月11日に2試合が行われ、クルセイダーズがハリケーンズに31-24で勝利し、首位に浮上しました。一方、チーフスはワラターズに14-21で敗れ、順位が入れ替わりました。

クルセイダーズ vs ハリケーンズ

ハリケーンズは前半9分にCTBピーター・ウマガ=ジェンセンの先制トライでリードを奪いましたが、クルセイダーズは13分と16分に連続トライを決めて逆転。31分にはSOジェームズ・オコナーが移籍後初トライを決め、リードを広げました。後半に入ってもクルセイダーズは堅守を見せ、31-10と大差をつけました。ハリケーンズは後半25分と33分にトライを奪い7点差に迫りましたが、クルセイダーズの堅いディフェンスに阻まれ、逆転はなりませんでした。

ワラターズ vs チーフス

ワラターズは序盤から強固なディフェンスでチーフスのアタックを封じ、前半19分にFBジョセフ=アウクソ=スアリイの先制トライでリードを奪いました。24分にはWTBトリストン・ライリーがトライを決め、14点のリードを築きました。チーフスは後半12分にFLサミペニ・フィナウのトライで追撃しましたが、ワラターズのディフェンスが最後まで耐え抜き、21-14で勝利を収めました。

順位変動

クルセイダーズは勝ち点28（6勝2敗）で首位に浮上し、チーフスは勝ち点27（6勝2敗）で暫定2位となりました。ワラターズは勝ち点21（5勝3敗）で暫定4位、ハリケーンズは勝ち点16（3勝5敗）で暫定7位です。

今後の展望

次節は4月18日にクルセイダーズがワラターズと対戦し、チーフスはハリケーンズと激突します。首位争いはさらに激化しそうです。