元横綱・照ノ富士親方が相撲場寄贈、新横浜公園に 「将来の横綱が誕生すれば」
大相撲の元横綱・照ノ富士親方が相撲場を新横浜公園に寄贈。子どもたちが利用できる土俵を全国各地につくる構想の第 1 弾。

元横綱・照ノ富士親方が相撲場寄贈、新横浜公園に 「将来の横綱が誕生すれば」
大相撲の元横綱・照ノ富士親方と後援会が寄贈した相撲場が 2 月 22 日、新横浜公園(横浜市港北区)でお披露目された。子どもたちが利用できる土俵を全国各地につくる構想の第 1 弾で、けがや病気に苦しみながらも横綱に上り詰め、今年 1 月に現役を引退した親方は「ずっと考えてきた相撲少年のための土俵ができてうれしい」と目を細めた。
相撲場は同公園の中央広場に設置され、競技大会も開催できる規格で、照明付きの屋根も備えた。市内の公園では唯一の土俵となる。
同日の式典で、照ノ富士親方は「少しでも相撲に興味を持ってもらい、この土俵から将来の関取、そして大関、横綱が誕生すれば」とあいさつした。親方が見守る中、市内外の小中学生や旭丘高校(小田原市)相撲部の生徒が伊勢ケ濱部屋の力士と相撲を取り、観覧客らを盛り上げた。